株式会社横河システム建築 千葉工場第一事務所

ビルダー:株式会社小林工業 (千葉県)

  • 事務所・車庫・壁無し
  • 事務所
  • 空撮動画あり

横河のシステム建築「yess建築」を製造する拠点の一つである千葉工場。

千葉工場の第一事務所をシステム建築で建設致しました。

当建物は、yess建築で建設した際の事務所モデルハウスとしての役割もあります。

 

YouTube 「株式会社横河システム建築 千葉工場第一事務所」

 

千葉工場全景

千葉工場は、千葉県袖ケ浦市にあります。

下の空撮写真は、千葉工場を中心に南方向の撮影です。

岸壁に黄色の門型クレーンがある敷地が千葉工場です。

写真奥の東京湾に伸びる道路は、東京湾アクアライン木更津側のアクアブリッジです。

東京湾の向かい側が横浜市で、その先には富士山がある方向です。

 

千葉工場は、敷地面積約73,000m2に4棟の工場のほか、出荷ヤードや各事務所棟が並びます。

写真左端の道路に面する白い建物が、今回建設しました第一事務所になります。

 

第一事務所外観

第一事務所の建物寸法は、幅20.0m x 長さ58.2m x  高さ8.7m です。

中央フロント部分を吹抜けにした総二階建ての建物です。

 

長手方向の鉄骨主柱間隔は、4.8m・6.4m・7.0mの3種類を適用しています。

yess建築は、建物寸法や鉄骨主柱間隔個々にミリ単位レベルでオーダーメイドできる自由度が高いシステム建築で、9割近くのお客様がオーダーメイドが可能なカスタムタイプの商品にて建設いただいています。

また建物屋根面3方向はパラペットを立ち上げ、右隣の第二事務所棟とはエキスパンションジョイントを用いて各階で接続しています。

 

外壁は高断熱なサンドイッチパネル「フラットヴァンド35H(横貼り)」のホワイト色です。

屋根にも高断熱なYマットW(表皮付きグラスウール60mm+50mm)を敷設しています。

道路側の壁面にあるコーポレートロゴサインは、間接発光のサインです。

 

フロント部と1階の壁面は、大板複層ガラスを用いたカーテンウォールの仕様によって、断熱性と意匠性を両立しています。

外装のアクセントカラーにはシャンパンゴールド色を使用することで、高級感ある意匠になっています。

また、中央フロント部の庇はアルミハニカム庇を用いています。

庇としての機能性がありながら、目立たせずに建物のシャープなラインにマッチするデザインです。

 

第一事務所内観(1階ロビー)

フロントロビーは 幅7.0m x 奥行20.0m の吹抜け空間です。

ライムストーン調のテクスチャ内壁にダイナミックなラインのルーバーと間接照明によって、空間全体に品格と温かみを与えています。

階段もyess建築で対応可能な事務所専用階段で施工しています。

 

オフィスとしての格式を保ちつつ、訪れる人々を温かく迎え入れる上質で心地よい空間となっています。

 

第一事務所内観(ロビー2階部分の撮影)

 

第一事務所内観(2階事務室)

事務所内で最も広い 幅20.0m x 長さ32.0m の室内柱の無い事務所空間です。

壁で隔てた廊下を設けずに、中央に動線を配置した見晴らし良い空間です。

会議スペースもガラスパーティションによって開放感を妨げません。

 

第一事務所内観(1階事務室)

1階部分には、2階の床を支える室内柱が中央に1列入っています。

壁面は店舗デザインに適用するカーテンウォールにしたことから、構造部材も従来のブレースを使用せずにSPフィットブレースを用いています。

 

工場や物流施設の事業所内に併せて事務所を構えたい際には、意匠・機能面から「事務所は在来建築で」という事がございました。

工場・倉庫だけでなく「事務所もシステム建築で」という一括施工を可能にする仕様になっています。

yess建築による事務所なら、見栄え・コスト共に納得の仕様が可能ですので、是非ともご検討ください。

 

株式会社横河システム建築 の千葉工場第一事務所は、2025年03月に竣工しました。

システム建築 施工概要

用途倉庫(システム建築製造工場内事務所)
商品種別
2F建システム
屋根材SSルーフ 「屋根説明」へ
外壁材フラットバンド35H 「外壁説明」へ
建物幅20.0 m
建物長58.2 m
建物高8.7 m
建物面積1218㎡ ㎡
建設地千葉県
竣工2025年03月
施工会社 株式会社小林工業 ( 千葉県 )

所在地