井田 雄公 様

マルヰ産業株式会社

代表取締役社長

井田 雄公 様

「 弊社の歴史の中で
  間違いなく1番良い建物です 」

お施主様の声を読む

課題と解決

解決ポイントを教えてください。

課題

迫る移転!事業拡大の肝となる
東北工場の集約プロジェクト

解決

予定より早い工期で竣工
事業拡大に向けた土台作りで「未来志向」に

Introduction

マルヰ産業について

1972年創業、大阪府阪南市に本社を置く不織布専門メーカー。自動車内フロアからカーペットや台所用スポンジに至るまで私達の生活の周りにも使われている様々な不織布を、関西3拠点、東北2拠点で製造しています。自動車部品から建設業界まで幅広い分野で、年間7,500トン以上の不織布製品を全国に供給しています。

feature article

お施主様の声

迫る移転!東北工場集約プロジェクト

この春、東北2拠点を集約する新工場が建設されました。
地元の千葉建設が提案するyess建築を採用し、柱のない大空間を有した新工場を、短工期で実現。完成したばかりの新工場で、
代表取締役 井田 雄公 様(写真 中央)に伺いました。

写真 左はyess建築ビルダーの
千葉建設株式会社 常務取締役 廣田 道博 様

―完成した新工場「奥州工場」はいかがですか?

今までの弊社の歴史の中で間違いなく1番良い建物です。これだけ大きな建物幅でありながら、生産ラインに影響するような柱がないのが驚きました。機械を効率よく配置でき、生産性30%UPを見込んでいます。 社員からも「機械の状態を見やすく、作業しやすい」「(工場内が)暖かい」と好評です。
また、旧工場の退去日が決まっていたので、新工場の本格稼働開始は絶対に遅らせられませんでした。もし遅れれば、製造が止まってしまい、お客様に迷惑がかかります。それだけは避けたかったので、2025年3月に本格稼働できるかというのが、一番のポイントでした。2023年10月に着工し、翌年5月に竣工。6月から試運転に入り、品質管理チェックも十分にできました。短い工期で実現してくれたことに本当に感動しました。

―建設会社「千葉建設」を選んだ理由は?

新工場の建設にあたり、複数の建築会社様に相談しましたが、希望時期に間に合う回答を頂く事ができず、どう進めていくべきか判断できずにいました。
そんな時、社員の一人が、過去に住宅計画を検討した建設会社「千葉建設」が良い印象だったことを思い出してくれ、紹介に繋がりました。
いざ、千葉建設の廣田常務と話してみると、初めて「yess建築であれば間に合います」という回答を頂きました。千葉建設としては、過去の経験から「yess建築なら間に合う」と確信していたようです。

工場がある岩手県奥州市は、東北地方の中でみると積雪量は多い方ではありませんが、やはり、雪国。取材に訪れた日も、踝まで雪が積もっていました。
井田社長は、「システム建築で大丈夫なのか?」という不安はあったそうですが、完成してみると、いらぬ心配だったと分かったそうです。
建設前は「どうにか工期内に、前の工場と同じスペックまでもっていければ」と考えていたけれど、「期待以上。スペース的に余力があり、今後が楽しみ」と語ってくれました。

付加価値のある不織布を、ここ東北から。

自動車のフロアや土木を中心に得意とするマルヰ産業は、本社こそ関西ですが、東北にも拠点を持つことで、輸送コストを抑え、かつ、スピーディーな提供を実現しています。
新工場は、これまでバラバラに配置された自動車用のラインと土木用のラインとが、壁1枚隔てていて、更に生産性は上がるのではないか、と期待されています。
「新しい機械を置けるスペースも生まれたので、これから挑戦できることが本当に楽しみ。不織布を再加工し、立毛やラミネート加工も出来るかもしれない。弊社の生産性を上げることは、業界としてもプラスに働くはずなので、これからもここ東北の需要に応えるよう、頑張っていきたい」井田社長は目を輝かせました。

倉庫棟の内観

編集後記

穏やかなお人柄の井田社長。事業拡大への熱い想いに溢れ、お話される内容ひとつひとつに重みを感じました。
完成した建物に「感動している」というお言葉にこちらも感動しました。

施工概要

ビルダー 千葉建設株式会社(岩手県)
竣工年 2024年5月
都道府県 岩手県 (map)
建物機能 鉄骨造 平屋
建築面積 5,920㎡
取扱品目 ニードルパンチ不織布、自動車用内装材

マルヰ産業株式会社 奥州工場 工場棟

一覧ページへ戻る