
Introduction
センコーについて
大阪市に本社を置く総合物流会社、センコー株式会社。1916年に「富田商会」として創業、100年以上の歴史を持つセンコーグループホールディングスの中核企業。 主力事業は貨物自動車運送事業。これを基軸に、倉庫業、鉄道利用運送、工場内物流、海上運送、国際物流など、全国規模で多彩な物流サービスを展開。宮崎県の延岡支店は、延岡市を中心とした宮崎県内に加え、大分県内一部の貨物も担当。


feature article
お施主様の声
大分県内初の危険物倉庫を建設
北海道から九州まで、全国に支店を持つセンコー株式会社。拠点数はグループ全体で約300拠点(2025年7月時点)にのぼり、その数は現在も増え続けています。 柔軟な成長を続ける同社が、このたび大分県内で初となる「危険物倉庫(※300坪規模)」を、yess建築で建設しました。
Q実際に完成した倉庫はいかがでしょうか
「既存倉庫で漏水を経験していたため心配していましたが、今回の建物ではそうした不安もなく、満足しています。中間柱がない構造のため、本当に大空間で、死角が減る分、倉庫内でのヒヤリハットも減っています。」

Q建設までの流れは?
「グループ内の建設部門から複数社に見積もりを依頼し、建設会社をアイビックさんに決定しました。アイビックさんが提案してくれた『システム建築』が非常に魅力的でした。」
Q「yess建築」を魅力的に感じた点は?
「一番はコストです。危険物倉庫は、通常の倉庫に比べて配慮すべき点が多く、建設費用も単純計算で倍近くかかります。 その中で、費用を抑えられる点は大きな魅力でした。ホームページで危険物倉庫の施工実績があることを知り、安心して決めることができました。」
※危険物倉庫とは、ガソリンや灯油、高圧ガスなど危険物を保管できる施設のこと。引火性や発火性のある物質などを保管するため、火災や爆発のリスクが高いとされていて、 安全に管理するために、消防法で定められた、特別な構造や設備を備えることが求められます。さらに、立地や建ぺい率なども細かく決められており、通常の倉庫よりも建設のハードルが上がります。

Q建設によって事業への影響はありましたか?
「以前は、ホームセンターなどへの出荷がメインでした。日々、商品を梱包し、配送する必要があり、多い時には60人ほどのパート従業員に来ていただいていました。 売上は立つものの、なかなか利益に結びつかない状況でしたが、危険物倉庫を2棟建設したことで、売上高こそ減少したものの、利益としてはV字回復することができました。」

地域の慣習を尊重しつつ、存在感を
今後は、危険物倉庫事業をさらに伸ばしていきたいと語る喜田川所長。しかし、課題もあるといいます。建設可能な土地が容易に見つからないこと、そして、土地ごとに異なる営業環境です。
大分地区は、地元の物流会社とメーカーとの強い信頼関係を重視する傾向があり、新規参入が難しい側面もあるそうです。
「この地域で唯一の危険物倉庫であることは大きな強みです。まずは長く利用してもらうことを重視し、地域の需要にしっかりと応えていきたい。ここ大分の地域の慣習を尊重しつつ、存在感を出していきたいと考えています。」力強くそう語ってくださいました。

編集後記
九州出身の喜田川所長。全国に拠点を持つグループ企業でありながら、「地元で仕事をさせてもらっているという気持ちを大切にしています」という言葉が印象的でした。 趣味のゴルフの話なども交えながら、終始和やかな雰囲気で進んだ取材となりました。