学校法人 京都精華学園 八瀬キャンパス体育館

ビルダー:野口建設株式会社 (京都府)

  • スポーツ施設
  • 体育館
  • 空撮動画あり

"SEIKAでSEKAIを切り拓く”を掲げ、スポーツ活動やクリエイティブの力を通じた地域貢献活動の教育に力を入れられています京都府京都市左京区の学校法人 京都精華学園 様。八瀬キャンパス体育館にシステム建築をご採用いただきました。

八瀬キャンパスは、本校とは別にスポーツ活動の拠点として設けられ、全国トップレベルの女子バスケットボール部を筆頭に、硬式野球部やサッカー部など、スポーツクラブの練習場となっています。

 

YouTube 「学校法人 京都精華学園 八瀬キャンパス体育館」空撮

 

八瀬キャンパス全景

八瀬キャンパスは、左京区八瀬野瀬町にあります。学園から約7.4kmの場所です。

下の写真は、八瀬キャンパスを中心に北西方向(敦賀方面)の撮影です。

比叡山の麓の国道367号(敦賀街道)沿いで、叡山電鉄叡山本線の八瀬比叡山口駅から徒歩で約10分です。

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写真中央の建物が八瀬キャンパス体育館です。

体育館右側は、同校のグランドとクラブハウスになります。

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八瀬キャンパス体育館外観

体育館の寸法は、幅33.2m x 長さ36.4m x 高さ9.6m です。

手前側は出寸法3.0m下屋を張り出して、体育館エントランス・事務室が設けられています。

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長さ方向の鉄骨主柱間隔は、すべて7.28m間隔を適用しています。

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外壁は、高断熱なサンドイッチパネル「フラットヴァンド35V(縦貼り)」のガングレーM色です。

屋根もSSルーフのストーミーブルー色です。

yess建築の屋根材は、ガルバリウム鋼板素地(鋼板現色)が一般的ですが、景観条例や屋根反射光を抑えるための対策としてカラー色のご指定が可能です。

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エントランス側からの撮影

建設地までの進入路は坂道で道幅の影響から、トレーラーが入れないために10tトラックにて搬入しています。

今回は建設資材の最大部材長を9.5mにて施工を実施しています。

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体育館裏手側の撮影

山麓傾斜地のため、外壁は一部斜面に合わせた施工をしています。

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八瀬キャンパス体育館内観(エントランス側からの撮影)

幅33.2m x 長さ36.4m のアリーナ内観です。

28.0m x 15.0m のバスケットコートが横長で2面納まる広さです。

各壁面にはバスケット用ゴールポストや空調設備などが配備されていいます。

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横河のシステム建築「yess建築」は在来工法の鉄骨フレームと異なり、自社のシステム建築専用工場で部材から生産するビルドH材による鉄骨フレームです。

在来工法の鉄骨フレームは一般流通材のロールHのため、鉄骨の柱・梁が等幅の太さなのに対し、ビルドHフレームは個別のご案件毎に太さが異なり、柱・梁のコーナー部など強度が必要な部位が太く、強度が不要な部分は先細りしていますので、鉄骨使用量も減らせ、建物自体が軽量化されています。

一般の在来鉄骨の建物と内観を見比べれば、鉄骨の組み方がかなり異なっていることが分かります。

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yess建築の屋根断熱も特徴的です。

屋根と母屋の間に直接敷設できる高断熱なYマットW(表皮付きグラスウール60mm+50mm)が敷設できます。

一般的に二重葺折板の間に敷き込むグラスウールを、yess建築では屋根材1枚分で敷設可能となりますので、建設工期・コストを抑えることが可能です。

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大空間を得意とするyess建築。

バスケットコート2面ぶんの広さで、練習だけでなく本格的な試合観戦も可能な体育館を高品質・短工期で実現します。

 

学校法人 京都精華学園 様の八瀬キャンパス体育館は、2023年03月に竣工しました。

システム建築 施工概要

用途スポーツ施設(バスケットボール専用体育館)
商品種別
カスタムシリーズ「商品説明」へ
屋根材SSルーフ 「屋根説明」へ
外壁材フラットバンド35V 「外壁説明」へ
建物幅33.2 m
建物長36.4 m
建物高9.25 m
建物面積1361㎡ ㎡
建設地京都府
竣工2023年03月
施工会社 野口建設株式会社 ( 京都府 )

所在地