エコシステム山陽株式会社 場外廃棄物倉庫

東京都千代田区の DOWAホールディングス株式会社 様のグループ会社で、岡山県エリアで自動車シュレッダーダスト・産業廃棄物の処理、資源リサイクル、サーマルリサイクルをされています岡山市南区の エコシステム山陽株式会社 様。

久米郡美咲町に場外廃棄物倉庫をシステム建築で建設いただきました。

YouTube 「エコシステム山陽株式会社 場外廃棄物倉庫」空撮

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場外廃棄物倉庫全景

エコシステム山陽株式会社 様の場外廃棄物倉庫は、久米郡美咲町吉ケ原の県道349号吉ヶ原美作線沿いにあります。

写真中央の真新しい建物が、エコシステム山陽株式会社 様の場外廃棄物倉庫です。

このエリアは、日本を代表する硫化鉄の鉱山であった柵原鉱山の跡地で DOWAホールディングス株式会社 様のグループ会社の工場施設が並びます。

場外廃棄物倉庫右側は同和鉱業片上鉄道の柵原駅があった場所で、産出した硫化鉄をここから貨車で運搬していた場所となります。

反対方向からの空撮

場外廃棄物倉庫の手前側には、同時建設の危険物倉庫（在来建築）が２棟並びます。

奥に流れる河川は、吉井川です。

場外廃棄物倉庫外観

場外廃棄物倉庫は、建物長さ38.0m x 奥行23.2m の室内無柱構造のカスタムタイプです。

建物寸法が規格寸法ではありませんが、建物全体としては短工期でコストパフォーマンス高いラピッドプラスに近い仕様です。

建物正面には出寸法5.0mの鉄骨現し大庇と W5.0m x H5.0m の重量電動シャッターが設置されています。

外壁はVリブウォールのエジプシャンホワイト色です。

屋根軒先・ケラバの化粧パネルは、アッシュグレー色です。

長手方向の鉄骨主柱間隔は、両端が7.7mで、中間部が7.6mです。

すべて広めの間隔を適用しています。

在来建築は一般的に5～6mの柱間隔を使用しますが、yess建築は7mを超える柱間隔が可能です。

鉄骨フレームの柱・梁箇所数が減るだけでなく基礎箇所数も少なくなりますので、工期・コストにメリットある事が判ります。

場外廃棄物倉庫内観

無柱スパン23.2m x 奥行38.0m の室内無柱の倉庫空間です。

柱内側には、高さ３mの自立壁が設けられています。

屋根断熱は、屋根裏貼りの無機質プラスチックフォーム4mmの仕様です。

エコシステム山陽株式会社 様の場外廃棄物倉庫は、2020年03月に竣工しました。