山交バス株式会社 米沢営業所整備工場棟
ビルダー:那須建設株式会社 (山形県)
- 工場
- 機械・電気・自動車
- 空撮動画あり
山形県内陸部から宮城県仙台市にかけて、地元の方の足として路線バスや高速バス・貸切りバスなどを運行されています山形県山形市の 山交バス株式会社 様。
米沢市のJR米沢駅近くにあります米沢営業所内に、システム建築でバス整備工場を建設いただきました。
YouTube 「山交バス株式会社 米沢営業所整備工場」
米沢営業所全景
中央のバスが並ぶ敷地が 山交バス株式会社 様の米沢営業所になります。
敷地手前の大通り左方向がJR米沢駅です。
こちらの建物がこのたび建設いただきましたバス整備工場棟です。
外観
建物は 幅24.0m x 奥行20.0m のカスタムタイプです。
外壁はVリブウォールのエジプシャンホワイト色に、軒先・壁コーナー化粧部にはアクセントカラーとしてストーミーブルー色を使用しています。
左側半分が車両整備の作業場で、間仕切りをして右半分側が事務所・倉庫・除雪車両庫となっています。
米沢市内は特別豪雪地帯に指定されていますので、設計積雪荷重条件は長期積雪の積雪深200cm となる雪国仕様にて設計を行っています。
長手方向の主柱間隔は6.0mです。
左側の作業場エリアの開口として W10.0m x H5.0m となる大型の重量電動シャッターを設けるため、本来シャッター開口の中央近くに立つ主柱を無くした仕様としています。
開口上の鉄骨現し庇は出寸法3.0mです。
庇梁の構造も200cmの多雪地域対応として庇先先端に繋ぎ梁を設けています。
内観
整備場右側の倉庫エリアです。
この様に横河のシステム建築は建物仕様の自由度も高く、強風地域・多雪地域など個別の設計・製品生産に於いて横河独自の設計・生産システムと専用工場による製品加工により短工期でコストパフォーマンスの高い建物が建設可能となっています。
山交バス株式会社 様の米沢営業所整備工場棟は2017年12月に稼動致しました。