エフ・シー・アイ株式会社 開発工場
ビルダー:株式会社田中組 (静岡県)
- 工場
- 石油・科学
- 空撮動画あり
熱可塑性ポリウレタンエラストマーを中心としたプラスチックのコンパウンド加工や新たなプラスチックの試作・開発をされています静岡県富士市の エフ・シー・アイ株式会社 様。
本社工場近くに新たな研究工場をシステム建築で建設いただきました。
YouTube 「エフ・シー・アイ株式会社 研究工場」空撮
研究工場全景
エフ・シー・アイ株式会社 様の研究工場は、富士市大淵の富士山フロント工業団地内にあります。
新東名高速道路の新富士インターチェンジと東名高速道路の富士インターチェンジの2つの高速道路へも好アクセス地であり、工業団地は新たな第2期整備が行われ2019年から立地企業の募集が開始される予定となっています。
工場裏手遠方の山は富士山です。
手前側建物は、同時建設の事務所棟(在来建築)です。
奥側建物が研究工場棟です。
エフ・シー・アイ株式会社 様はこの度建設いただきました研究所棟のほかに、すぐ近くの本社工場内の工場・倉庫など合わせて計4棟をシステム建築で建設いただいています。
研究工場外観
建物は、奥行48.0m x 長さ60.0m の長さ方向に1列室内柱を設けるカスタムタイプです。
妻面左側には、出寸法4.0mの鉄骨現し大庇を設けています。
桁面側の庇は出寸法3.0mです。
長手方向の鉄骨主柱間隔は、すべて広めとなる7.5m間隔です。
yess建築は鉄骨主柱間隔が8.1mまで外壁用間柱を設ける必要が無いため、鉄骨・基礎の箇所数などが、少ない箇所数で施工できますのでコストパフォーマンス高い仕様となっています。
外壁は、高断熱なサンドイッチパネル「フラットヴァンド35V(縦貼り)」のシャンパンゴールド色です。
屋根も高断熱なYマットS(表皮付きグラスウール)を使用して断熱性の高い仕様の工場になっています。
工場内には、新たな押出機、分析機器等の新設備が導入されるそうです。
各産業向けの次世代プラスチック研究開発がこの工場からスタートします。
エフ・シー・アイ株式会社 様の開発工場は、2018年05月に竣工しました。