兵庫県神戸市にありますスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」の開閉屋根です。
横河システム建築が開閉屋根の駆動機構を設計・施工しました。
YouTube 「ノエビアスタジアム神戸 開閉式屋根駆動システム」空撮
※ 空撮動画は、2019年01月撮影のものです。
東京都の有明コロシアム、愛知県の豊田スタジアム、兵庫県の御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)と、国内に3か所のみある開閉式スタジアムの一つとなります。。
横河ではその内2つの豊田スタジアムと御崎公園球技場の開閉屋根を設計・施工しています。
スタジアム奥側は神戸港になります。
スタジアムの施工は、株式会社大林組 様・神鋼建設株式会社 様の事業共同企業体です。建物は2003年03月に竣工しました。
弊社は、開閉式屋根屋根の駆動装置部の設計・施工に加わっております。
開閉屋根が開いた状態です。
屋根の開閉部は、勾配のあるキールアーチ上のレールを4枚ある開閉屋根が全8台の走行台車を使用して移動します。
内観:スタジアムスタンドからの撮影
開閉屋根が全開状態の撮影です。
スタジアムの屋根は鉄骨トラス構造でアルミ折板を仕上げ材とした固定部と開閉部の屋根で構成されています。
開閉する1枚の屋根パネルは スパン(奥行)82m x 長さ30m の大きさです。
屋根の天頂部の高さは約50m近くあります。
屋根を閉めた状態
開閉屋根の南側端は採光できる固定屋根となっています。